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東大院生が開発! 頭のいい説明は型で決まる

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自分で理解をしていても、

相手に伝えることが出来なければ、
部下が育たない。
 
こんな経験がある。
それは自分自身が、
相手にどうやって教えたらいいかが、
文字として言語していないからだ。
 
時にはフィーリングで、
気分で説明をしたりするものだから、
相手も、「毎回言っていることが違う」と思ってしまう。
 
こっちとしては、
パーツパーツで説明をしているので、
あらがち間違ってはいないのだが、
俯瞰レベルになって、全体図が見えていないので
言葉の相違が起きてしまう。
 
 
今回の本では、
わかってもらう説明の黄金フォーマット
「IKPOLET法」と言うものが出てきた。
 
Interest:興味を引く
Knowledge:聞き手の持っている知識や認識にアクセスする
Purpose:目的を示す
Outline:大枠を見せる
Link:つなげる
Embodiment,Example,Evidence:具体化、事例、証拠を示す
Transfer:転移
 
と言うものだ。
 
 
Interest:興味を引く
聞き手の意識を180度変えてこちらを向いてもらう所から始める。
「ここは絶対に入試ででるところで・・・」
自分の説明を聴いてもらうには目に見えるニンジンをぶら下げるような言葉も
極めて重要
 
Knowledge:聞き手の持っている知識や認識にアクセスする
本当の頭のいい説明とは、
どんなレベルの内容も理解させることがでてしまうものなのだ。
・小中学生でもわかる言葉
・専門用語や業界用語を使う時は、一文に一ワードだけ
・専門用語や業界用語を使ったときは、注釈を入れる。
つまり、相手のレベルに合わせて説明をする。
 
Purpose:目的を示す
「あなたが今やっているスキルトレーニングは、〇〇ができるようになるためなんだよ」
目的を知った結果、その行動の理解が格段に深まる。
 
Outline:大枠を見せる
「今から、〇〇についてお話しますね」
「今話している〇〇って、実は全体の中のここら辺のところの話なんだ」
全体を俯瞰して説明をする。
 
Link:つなげる
「実は、これとこれって、こんな関係があるんだけど、知っていた?」
人は本能的に、関連付けたがる生き物だ。
1:原因と結果「因果関係」
2:AのしくみはBである「メカニズム」
3:ばらばらの物をあるルールでまとめる「帰納法
4:外堀を埋める「周辺知識」
と言う風に大きく4タイプにLinkのタイプはわかれる。
 
Embodiment,Example,Evidence:具体化、事例、証拠を示す
Embodiment:具体化
漠然としていることを、イメージが湧くレベルにまで落とし込む。
Example:事例
「たとえば・・」
レミングの法則は具体的にいうとリニアモーターカー
Evidence:証拠
公的機関が出しているデータ
自分の実体験や現場の情報
 
Transfer:転移
すでにみにつけた知識や考え方を、
他のシチュエーションで適宜使うことが出来る。
 
 
この「IKPOLET法」を見につければ、
最強の学習化学だ!という本である。