自分の存在価値を見つける為に今を生きている

書物を読むことによって自分の歩みの意味を知る

<手に取った理由>
漫画でわかるシリーズは、
今までも読んでいて、わかりやすく
面白かったので、関連本を購入しました。
 
本屋さんでもたくさん並んでいるので、
読んで見たいと前々から思っていた。
 
しかしながら、ビジネス書は
分厚くて内容が難しいので中々理解できない。
 
それに対して、こちらの本は、
いわば初心者向けで、
初めて入る人には手に取りやすい本だと感じました。

<トラウマなんて存在しない>
本の表紙にかかれている、
なんとも頼もしい言葉。
 
トラウマで苦しめられている人が多い
今の世の中。
どのような内容だったかを書いてみる。
 
原因論ではなく目的論
例えば、仕事で失敗をしたから
会社に行きたくない。 
 
昔虐待を受けたから
人にもつらく当たってしまう。。
 
こんな悩みがあったとする。
これらは”原因”を言っているだけ
つまり、自分がトラウマになってしまった瞬間。
 
しかしながら、
原因よりも重要なのは、目的と説いている。
仕事で失敗しても、もっとちゃんと取り組もう。
虐待はつらかったから、もっと人に優しく接しよう。
と、言う風に目的を変えてあげればいい。
 
それを、トラウマのせいにして
やりたくないから責任転換して
行動できないということ。
 
そしてこれは面白かった。
・イケメンじゃないから何してもムダ。
・太っているから恋愛できなくて。。
 
これに対してのアドラー
君らはイケメンになっても痩せても
変わらずモテない。
 
恋愛をしない人は
フラれて傷つくのが怖いだけと説いた。
世の中可愛い人なんていない!
 
重要なのは、
悩み事に対して、
「どうして○○なんだろう」と考えるのではなく
「どうやって○○できるようになるだろう」と考えること。
 
×どうして、いつもうまくいかないんだろう。
○どうやったら、うまくいくようになるだろう。
 
理由:つかれているから就活ができない
目的:楽をしてだらだら行きていたい
 
理由:私は勇気がないから告白ができない・・
目的:告白して傷つきたくない
 
理由:いい男がいないから恋愛できない
目的:魅力はあるのにチャンスがないだけとプライドを守りたい
 

<劣等感はいいこと>
そもそもとして、
劣等感があるから人は成長できる。
すべての人は劣等感を持っているのが当たり前。
劣等感を恥じる必要はない。
 
劣等感を感じるなら、
「それにより何が困るか」を
考える必要がある。
 
例)他の人より仕事ができない。
それによって、周りからなめられる
それだったら、もっと仕事を頑張ると言う感じ。

劣等感も行きすぎると劣等コンプレックスで
プラスからマイナスに働いてししまう。
 
攻撃:成功できないと言う劣等感があると、
成功している人を嫉妬したり、悪口を言ったりする。
 
自慢:自分は優れているとアピールすることで
劣等感から目をそらすこと。
 
本当に成功している人や実際にモテている人は
決して自慢なんてしない。
自慢というのは劣等感の裏返しである。
 
不幸のアピール:劣等感をあえて口にすることでいかにも
「気にしていない」と自分を装うことができます。
聞いた相手が「そんなことないよ、大丈夫だよ」
と言ってくれれば嬉しい。
しかし、聞いた人は表面的には
「大変だったね」などと言いつつも、
本心では、「この人は不幸になるだけの理由があるんだな」
と考える可能性がある。
 
この解決方法は
「行動しかない」と説いている。
それこそが唯一かつ最大の劣等感を解消する方法だ。