自分の存在価値を見つける為に今を生きている

書物を読むことによって自分の歩みの意味を知る

ビジネスフレームワーク図鑑


<手に取った理由>
”考え方”について、今アンテナを張っている。
この思考ツールをつかえるようになれば、
ひとりで物事を深く考えられ、
答えを掘り下げていけるようになるのではないかと考える。
 
そのためには、
イデア→思考ツール→図解→結果
という風に使えるようなるのが理想。
 
日頃より、紙とペンで
思考ツールを体験していけば、
いつしかそれは経験となり、
自然と自分専用の考え方が出来上がるだろう。
 
つまり。
自分の考えるノウハウを見つける。

<本の表紙>
  • フレームワークを正しく活用するための考え方から説明
    →各ページ2ページにわたり説明と解説がしてあってわかりやすい。
  • 場面にあわせて必要なフレームワークをサッと探せる
    →目的によって使うフレームが異なるので、試してみるのもいい。
  • 「思考が加速する問い」や「チェックポイント」も搭載
    →このツールはどのように使うか、このように意識するなどヒントが書かれていて、物事を導きやすい。
  • フレームワークはすべて記述例がありイメージしやすい
    →実例があるのは助かる。それを真似て作ればいい。

<著者>
小野義直(おのよしなお)
宮田匠(みやたたくみ)
株式会社アンド代表取締役

悩むと考えるは違う。
考えるは、目的・目標となるゴールを目指して、それを達成するための戦略や方法論を考えること。
悩むとは、ゴールや制約が曖昧で、何を考えれば良いかが不明確なまま、おもいわずらっている状態。 
 
本書に書いてあること
1:問題・課題を発見するフレーム
2:市場を分析するフレーム
3:か大解決のアイデアを練るフレーム
4:戦略を立案するフレーム
5:業務を改善するフレーム
6:組織をマネジメントするフレーム
7:他者に伝える・共有するフレーム
 
ページには、
基本的な考え方の説明ページと
フレームワークの解説ページで
実例を踏まえて書かれているのが嬉しい。

この思考ツールというのは、
ドラゴンクエストで言うと「魔法」を表しているのではないか。
 
会社の目的がラスボスをやつける(大義名分)なら、
仲間(社員)と共に、行動をしていく。
 
現れていく敵キャラ(問題)を攻略しながら、
レベルアップしていくというイメージ。
 
敵キャラに対しても、
このキャラは火属性
このキャラは水属性
と言うように、敵によって
使う魔法(思考ツール)が異なる。
それは、敵キャラがどんな問題によるからだ。
 
火属性に火の魔法を唱えても
あまり有効でないように、
問題に対して相性の悪い思考ツールを使うと、
あまり意味がない。
どのツールを使うかが重要。
使い分けである。
 
そして、
魔法も経験がないと発動できない。
経験が必要だ。
また、経験値がたまれば
同じ魔法でも強力な魔法を放つことができる。
 
初めて思考ツールを使う人と
毎回使っている人の思考ツールでは、
問題解決の質が全然異なると言う感じ。
 
全部は読まなくてもいい。
自分が使えるところだけピックアップしていく感じ。
 
EXCEL大百科や国語辞典と一緒で、
1冊すべて読まないし、暗記しても忘れてしまう。
なので、必要なところだけ使う。
そんなイメージ。
 
1冊手元に置いておいて損はなし。
ネットで雛形がダウンロードできるのは嬉しい。
プリントアウトして、書き出せば
すぐに行動を起こすことができるからだ。